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感想『赤ちゃんと脳科学』を読んで

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小西行郎さんの『赤ちゃんと脳科学』を読んだのでまとめておきます。

発売されたのは2003年と少し古いですが、子供との向き合い方を考えされられる本です。

 

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脳科学の面から早期教育、テレビの影響、子供の発達・行動について、実例や研究を交えながら筆者の意見と共に科学的な根拠で紹介されています。

 

 

この本が言いたいのは、子供の「教育」や「成功」ばかりにこだわりすぎるのではなく、子供が発するシグナルや行動をよく観察することの重要性です。

 

 

過保護すぎたり、無理に言葉を覚えさせるなど、一方的な刺激だけでは子供の興味を引き出せないと書かれており、自然な発達を無視した過度な刺激が危険であるということは、「シナプスの刈り込み」という現象で紹介されています。

 

シナプスの刈り込みがあるからこそ、スムーズな神経回路が構築されるというものです。

 

 

一方的な教育が過度な期待を生むことにも繋がります。

思い通りにいかないことがあれば子供に対する不満やストレスが現れるでしょうし、子供にとってもいつまでも正直なことが言えない、色々なものに興味を持つことができない、ということになりかねません。

 

 

 

この本は「このような時にこのようなことをするといい」という記述はあまりありませんが、子供が成長する過程での「行動」や「変化」が紹介されています。

 

 

原始反射、神経ダーウィニズム、強制注視などが書かれています。

2〜4歳で起きる子供の反抗期にも触れ、これは「発達の段階を一段階上がる時期」と捉えられていました。

 

このような変化に大人が付いていくためにも、知識として知っておくことは大切なんでしょうね。

 

 

ただ、私自身はまだ子育て駆け出しで本当に何もわかっていない状態ですし、「子供にとってこれが大切」という事が頭で例え分かっていても、実際の周囲の環境や生活の中では「 そんなことばかりやっていられない」なんてことも出てくんだろうなと。。。

 

 

現実を見ては学習して、、、そんな繰り返しなんでしょうね。

 

 

様々な情報を集めることは大切だと思いますが、何かに偏ったり親から一方的になったりするのではなく、子供の興味を引き出しながらの育児を心掛けたいですね。

 

 

科学的にまだ解明されていない内容も多いようですが、育児上での子供への意識を促してくれる本です。

赤ちゃんと脳科学 (集英社新書)

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