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iMovie ライブラリの仕組み

「ライブラリ」とか「プロジェクト」って混乱しませんか。

 

iMovieはシンプルで非常に使いやすいソフトだと思いますが、色々な名前が出てきて構成をイメージしにくい印象があります。

 

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使い始めのうちは読み込んだファイル数だとか、作った動画数が少ないので気にならないのですが、使い続けているとこのデータいつの間に出来たんだ?なんて思ったりします。

 

そこで、この記事ではライブラリ、プロジェクト、イベントなどの内容を説明をしていきます。

 

ライブラリとプロジェクトについて 

ライブラリはプロジェクトや一時ファイルなどが格納されるものです。

プロジェクトは作業自体の中身を保存しておくものです。

そのプロジェクトの中には読み込んだ動画や画像(素材)が保存されます。

 

ライブラリファイルを右クリックして「パッケージの内容を表示」をクリックすると下のようなフォルダ構成になっています。

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iMovieに読み込んだ素材がプロジェクト内に保存されているのがわかりますね。

 

iMovieで新規のプロジェクトを作ると、自動でライブラリの中にそのプロジェクト名の書かれたフォルダが生成されます。

さらにiMovieに動画を読み込むとそのフォルダの中に素材が保存されます。

 

 

言葉についてまとめると

 

  • ライブラリとはプロジェクトや一時ファイルなどをまとめられているもの
  • プロジェクトとは作業のために使った素材が保存されているもの
  • 素材とはiMovieで使った(読み込んだ)動画や画像、音声ファイル

 

になります。

 

イベントについて

またイベントというものがあります。

少し分かりにくいです。

 

プロジェクトを作って素材を読み込むと、その素材はイベントという場所にグループごとに自動的に保存されるようになっています。

 

勝手にイベントが作成されてしまうので、容量食ってそうって思ってしまいますが、ソフト上で表示されているのはあくまでPCフォルダ内に保存されている素材へのリンクです。

なので二重で保存される訳ではありません。

 

イベントはどのプロジェクトから参照可能なiMovieが所持する素材のグループとなります。

 

下の図はiMovieの画面です。

画像を読み込むと自動でイベントが生成されます。

他のライブラリのイベントにも、別のプロジェクトからアクセス可能です。

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まとめ

これまでの内容をまとめると、

 

・iMovieの構成は、iMovieというソフトがあり、その中ではライブラリによってプロジェクトが管理され、さらにその中に作業に使用した素材が保存されている。

 

・同時にソフト上ではイベントが生成され、プロジェクトだけでなく、ライブラリの違いを超えてそれらの素材にアクセス出来るようになる。

 

 

という感じです。 

図で示すとこんな感じかと思います。

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今回はここまでです。

次回は素材の削除(容量削減)について書いていきます。

 

お読みいただき有難うございました。