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iMovieのファイル削除はソフト上で行うべき。〜ファイル整理にあたって〜

iMovieが容量を相当使っていると感じたので、ファイルの削除を色々試しながらやってみました。

 

結果、Finderから「.imovielibrary」の内包ファイルを直接削除すると、エラーが起きる場合があっため、iMovie(ソフト上)での削除を基本とすべきということがわかりました。

直接削除すると「破損しています」って出る場合があります。

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何をどのように削除したかを書いていきます。 

念のため削除はバックアップを取りながらやりましょう!

 

何が削除できるか知りたい人
ライブラリを削除したい人
プロジェクトを削除したい人
素材を削除したい人

このような人が参考になると思います。

 

削除の対象

何を削除するかによって確保できる容量も変わります。

 

削除の対象は、

  1. ライブラリの削除
  2. プロジェクトの削除
  3. 素材の削除

が挙げられます。

 

上に行くほどまとまりが大きくなるので、その分確保できる容量も増えます。

  

以前の記事で、プロジェクトの構成について書いていますので、そちらを先に読んでいただけると単語の意味などを理解した上で削除を進められると思います。

 前回の記事でも紹介した下の構成図を使いながら説明します。

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 イベントファイルが横に伸びているのは、どのライブラリでも使用できるためです。

 どのライブラリでも使われなくなったときに削除が可能となります。

 

1,ライブラリの削除

構成図の黄色の枠を削除したい場合です。

内部のプロジェクトは消えますが、かなりの容量を確保できます。

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ソフト上での削除メニューは見当たりませんでした。

ですので、「FInderからの削除」を行わないと消せません。

 

FInderの「ムービー」から「.imovielibrary」という拡張子のファイルを直接削除しましょう。

そのライブラリに保存された、プロジェクト、動画、画像などすべて削除されます。

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2,プロジェクトの削除

構成図の水色の枠を削除したい場合です。同時に内部の素材が消えます。

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今回は『植物』というプロジェクトを削除する例で進めます。

ソフト上に「プロジェクトの削除」という項目があるのでこれを実行してみましたが。。。

これだけでは容量を確保することはできませんでした。(内部にファイル残っていました。)

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別のプロジェクトを開いてから、対象のプロジェクト制作時に作られたイベントを削除する必要があるんです。

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容量確保のためには「プロジェクトを削除」と「イベントを削除」をやらなければいけません。

 

 

ちょっとここで寄り道します。

冒頭でも書いたエラーのことです。

このプロジェクトのフォルダはFinderからも削除できますが、iMovieを開いた時に「破損しました」って出ます。

 

こちらを少し紹介します。 

 

ムービーの中の削除対象のプロジェクトが含まれているライブラリを右クリックし、「パッケージの内容を表示」を行います。

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すると下のようなフォルダが出てきます。

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今、『植物』というプロジェクトを消去したいので、直接これを削除しました。

 

で、iMovieを開いたら、

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「ライブラリは破損しています。」と出てきました。

ソフト上から削除した方が良さそうですね。。。

 

3,素材の削除

構成図の水色の枠で囲まれた動画や画像、音声などのデータを削除したい場合です。

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こちらもFInderとしては「.imovieliberary」が内包するファイルなので、削除するにはソフト上から行った方が良さそうです。

 

削除の方法は画像の通り。

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クリップを削除しても、イベントが残っていると内部的にファイルが残ります。

 

削除実行時のポップアップを確認することで削除されたかどうかがわかります。

 

 

何も表示されない場合

例えばイベントの素材一つを削除したとします。(イベント→右クリック→削除)

この時ポップアップが何も出ずに画面から素材が消えた場合、iMovieにデータは残ったままです。

 

どこか別のプロジェクトのタイムラインで素材が使われていますので、削除できたのはソフト上(表面上)だけです。

 

タイムライン上のその素材を削除することで、初めて容量を確保することが出来ます。

 

 

「iMovie ライブラリから削除」と表示

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このように表示されれば、「削除」を押すことでファイルが消され容量確保されます。

 

片方が残っているとiMovie的には「まだこの素材を使っている」と判断し、データは残されるんですね。

 

 

「項目が使用中です」と表示

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これは現在編集中のプロジェクトで使っている素材を、イベントから削除しようとしたときに表示されます。

別のプロジェクトに移ってから先ほどのイベントの素材を削除すると、このような表示はされなくなります。

(不要と思いますが、このようにしている意図はわかりませんね。。。) 

 

まとめ 

  • 内包されたファイルを直接削除するとエラーが起きる場合がある。
  • ライブラリの削除は、Finderから直接削除する。(「.imovielibrary」を削除)
  • プロジェクトは、ソフト上から削除する。(プロジェクト、イベントの両方を削除)
  • 素材は、ソフト上から削除する。(クリップ、イベント素材の両方を削除)

 

今回改めて分かったのは『プロジェクト』と『素材』はソフト上で削除を行った方が良いということです。

Finderからの削除すると「破損しています。」ってエラーが出ました。

 

iMovieが管理しているファイル群には極力触れない方がいいってことですね。

わざわざ「パッケージの内容を表示」をクリックしないといけないようにしている訳ですし。。。

 

Macの他のソフトにも当てはまりそうですね。

 

お読みいただき有難うございました。

合わせてどうぞ

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