iMovieを使えば簡単に動画の編集が行えます。
テキスト配置の自由度や座標指定など、欲を言えばきりがありませんが、無料でこれだけのことができるというのは素晴らしいですね。
iMovieを使い始めて4年になりますが、YouTube用、結婚式用など70本以上の動画を編集してきましたが、シンプルでとても使いやすい編集ソフトです。
この記事では動画を作る上で最低限必要な「素材の読み込み」、「基本的な編集」、「書き出し」を紹介したいと思います^^
iMovieについては過去に書いたこちらの記事をご参考ください。
起動と読み込み
起動
F4を押すとLaunchPadが表示されるので、その中のiMovieをクリックします。
プロジェクトの新規作成
初めてiMovieを起動した場合下の画像のような画面が出てきます。
このプラスのボタンを押すと、下のような選択が現れるので「ムービー」を選びましょう。
これで新しいプロジェクトが作られました。
下のような画面が表示されます。
素材の読み込み
素材として画像、動画、音声を読み込むことが出来ます。
直接タイムラインにドラック&ドロップが可能です。
他に素材を使用する場合には、同様にタイムラインに読み込みましょう。
この時たくさんの素材を読み込んでいると、タイムラインの表示が長くなってしまい編集しにくくなります。
その場合、右側のダイヤルで全体の表示領域を変更することができます。
続いて編集を行なっていきましょう!
基本的な編集
タイトルの挿入
左上の「タイトル」を選択して黄色枠から選びます。
タイトルにマウスカーソルを載せると、アニメーションが出るので好きなタイトルを選びましょう。
選んだらタイムラインにドラック&ドロップして、テキストの編集をすればタイトル完成です。
クリップの表示領域を変更
クリップとは挿入した素材のことを言います。
右上の切り取りマークをクリックすると表示領域を以下の通りに編集することができます。
フィット:
縦か横のサイズに合わせて全体を表示します。
サイズを調整してクロップ:
自由にサイズを調整します。
KenBurns:
二つの領域を決定し、それらの領域間で表示を移動させます。
回転:
90度づつ回転させることができます。
オススメはKenBurnsですかね。
特に作っているのが写真のスライドショーであれば、印象がぐっと良くなります。
トランジション(切替え効果)の挿入
トランジションとは素材から素材へ映像が切り替わる際に付ける効果のことです。
これを入れるだけでも映像の出来が変わりますので、是非入れてみてください。
左上の「トランジション」を選択して黄色枠から選びます。
これもアニメーションが出るので確認してから挿入することが出来ます。
挿入はタイトルと同様、ドラック&ドロップで可能です。
クリップの時間調整
クリップを表示させておく時間を変更したい場合には、クリップ両端を引き延ばすことで時間を変更できます。
また右上の[i]マークを押しても、秒数を指定して変更できます。
音声データの挿入
BGMを入れたい場合にも、素材の挿入と同様にドラック&ドロップで可能です。
緑色の領域が音声データです。
図の上下の矢印部分を動かすことで、音の大きさを%で変更できます。
また、末端(最初と最後)の音を徐々に大きくする、小さくするということが可能になっています。
動画の書き出し
動画を書き出す場合には、「ファイル」→「共有」→「ファイル」と選択します。
すると下のような画像が出てくるのでタイトルを入力し、解像度、品質、圧縮を選択して「次へ」を押します。
保存先を聞かれるので場所を選べば保存が始まります。
品質を高くして保存すると時間がかかる上、サイズも大きくなるので不必要に高品質にしないほうがいいですね。
これで動画の保存完了です!!
以上、起動、素材の読み込み、基本的な編集、動画の書き出しを書いてきました。
他にも様々な機能がありますが、上記のことだけでも動画が作れてしまいます。
是非作ってみてください!
参考
ライブラリの仕組みについて
iMovieを使い続けているとライブラリの仕組みがどうなっているのか気になってくると思います。
こちらに詳しくまとめましたので是非ご参考ください!
こだわって作った動画紹介
iMovieを使用した結婚式動画の作り方も紹介しています。
かなり時間をかけて作りました。
iMovie使用 手間を惜しまず作り上げた結婚式ムービーの作り方を紹介!