のんびりよりみちきっぷ

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合格まで実際に使った電験三種参考書。使い方や反省点も。

こんにちは。

電験三種に2年3ヶ月の勉強で合格することができました。

 

電験は広範囲から問題が出されるので、効率よく勉強していくことが重要です。

 

合格までどのような参考書や問題集を使用したのか、またそれらがどうだったかを「オススメ度」と共に紹介していきます。 

 

基本的な選び方

私は基本的に過去問を解いて力を付けました。

 

初めての分野は最初全く解くことが出来ませんでしたが、その際には答えを見ながら解き方を考えていきました。

そのため、解答の解説が詳細に載っている問題集を選択しています。

 

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◆電験三種 これだけシリーズ

これだけ理論 (電験第3種ニューこれだけシリーズ)

『電験三種 これだけシリーズ』

おすすめ度:★★★☆☆

図が多く非常に丁寧に説明されているので分かりやすいです。

基礎を固めるには重宝すると思います。

 

しかしながらこれだけでは合格することはできないと思います。

難しい問題には対応できませんし、テーマ別に練習問題も載っていますがこれだけでは問題に慣れることができません。

 

私は問題集の解説で分からない場合や、基礎が身についていない部分はこの本を利用しました。 

 

 

◆電験3種 15年間テーマ別でかっつり学べる

理論の15年間 平成29年版 (電験3種過去問マスタ)

 

『電験3種 15年間テーマ別でかっつり学べる

おすすめ度:★★★★★

ほとんどこの問題の繰り返しで学習しました。

 

テーマ別に分かれているので各テーマの理解を深めやすいです。

基本的に左頁は問題、右頁は解説という構成です。

 

私的にはこれが結構好きなんですよね。

学生の頃からこのような構成の参考書を使っていたので自分にはマッチしました。

 

問題を読む→解答方法をイメージ→解説をチェックというように、解き方の流れをパッと最終確認できます。

 

◆電験3種 過去問題集電気書院

電験3種過去問題集 平成29年版

『電験3種 過去問題集電気書院

おすすめ度:★★★★☆

「がっつり学べる」の参考書の前にこれで勉強していました。

 

解説が非常に詳しく書かれています。

詳しすぎてもっと簡単に解答できるよなっていう解説もあったりします。

 

また、これは年度別の問題集なので、自分の不得意テーマや範囲全体のボリュームが見えず、全体を二度ほど解いて途中から「がっつり学べる」に変更しました。

 

ただ、「がっつり学べる」とこの本の解説を両方見ることで、解きやすい方法を模索しできたので、購入してよかったと思います。

 

◆電験3種 科目別 直前予想問題集

電験3種科目別直前予想問題集 平成29年版

『電験3種 科目別 直前予想問題集

おすすめ度:★★★★☆

過去問だけを解き続けていたため、不安になって直前に購入した問題集です。

 

予想問題とは言いながらも過去問と同じような問題がたまに出てきます。

 

それでも過去問だけではカバーしきれていない部分が見えてきたので、解いておいてよかったです。

余裕があればこの本以外の予想問題集も解いておくといいと思います。

 

問題を解く時の工夫 

どの問題も解いたときには隅に日付と理解度(〇△×)を記入しておきました。

1回目で〇となった問題はたぶん2回、3回やっても正解します。

△の問題は数日後もう一度やってみる。

 

×の問題は解答を見て理解したつもりでも、1回では身に付かない場合が多いので3回程度は解きます。

 

ここでの私の反省。。。

 

私は×の問題を再度解くときに、問題集1冊が一通り終わってから解くということをしていましたが、テーマごとに繰り返し解いていた方が良かったと後悔しています。

 

1冊終わったころには最初の×の問題はほとんど頭に残っていないんです。。。

なのである程度記憶が残っている状態で再度解くためにも、小テーマごとに繰り返し解くということをした方がいいですね。

 

 

また、理解しにくい問題を解いたときには、重要と思う解き方や覚え方、考え方をノートに書いておくといいと思います。

 

そして目立つように二重枠等で囲んでおきましょう。

別のまとめ用のノートを作ってもいいかもしれませんね。

 

試験3ヶ月前からの学習

この頃から法規を開始しました。

これまでは法規ほとんどやらなかったんですが、これが正解でした。

 

やはり法規は暗記。

直前に短期集中で学習するのが良さそうです。

 

問題を解くときには1問に時間をかけずに次から次へと問題を解き、それを何度も繰り返しました。

 

すると不思議と選択肢の言葉を見ただけで、何に関する問題かが頭に浮かんで、あとは関連する言葉が2、3個浮かべばその問題を正解を導けるようになりました。

 

 

覚えにくい数字は自分で考えた語呂合わせを使いました。

ネットや書籍に語呂が載っていますが、自分で思いついた内容で覚えた方が忘れにくいと思います。

 

法規の勉強と同時に、他の科目の総復習も行っていきました。

やはり過去問です。

 

先ほど書いた〇△×がここでも生かせます。

とにかく×を中心に再度繰り返し解きました。

 

まとめ 

私は基本的に過去問を中心に勉強を進めました。

過去問によって問題の傾向、重要なテーマが徐々に見えてきました。

 

ただ、実際の試験では過去問には無かった問題も当然出題されますので、直前予想問題集などで力試しをして臨むといいと思います。

 

学習ノートは最終的に17冊のノートを使用しました。

少ないほど優秀の証なんでしょうが。。。今後も記念に取っておくつもりです。

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