こんにちは。
3月初旬からホンダのフリード目当てでディーラーを回り始めました。
私も妻もこれまでに乗ってきた車は中古か親のお下がり。なので、新車購入が目的でディーラーに行った経験がなく商談経験もありません。
さらに言えばホンダのディーラーも初です。
こんな私たちで満足いく値引き額を引き出せるのか。。。
と思っていたらディーラー側からいきなり予想以上の値引き額が提示され、私たちはどんどん契約に向かって進んで行くことに。
そしてこの日のうちに契約してしまいました。。。
いきなり高めの値引額が提示されたのはなぜか、この辺を紹介していきます。
期待以上の値引き額とは
今回私たちが検討していたのはフリードのガソリン車6人乗りで、ホンダセンシング付の『フリードG・Honda SENSING』というグレードです。
個人的に予想していた値引き額は15万円ほど。
オプション値引きが入っても合計20万くらいかなと考えていました。これまでホンダとの付き合い無いですし、何よりも交渉というのが苦手な私たちを考えればこんなもんです。
ところがグレードやオプションの希望を伝えて見積もりを出してもらうとすぐに担当の営業マンが電卓を叩きだし、その後提示されたのが、、、
本体値引き30万円!
予想以上の値引き額にテンション上がりましたが、同時に疑問も湧いてきました。
なぜいきなり大きな値引き?
様々なサイトを見てもフリードの本体値引きの相場は15万円~20万円。
私たちは初めての入店ですし、ホンダに知り合いがいるわけでもないので特別扱いは絶対にありえません。
この値引きについて聞いてみると明確な理由がありました。
それは先行注文の車両だったということ。
ディーラーが売れるだろうと予測した車両を、お客さんからのオーダー前にメーカーに注文を入れる場合があるようです。
このような仕組みがあること自体知りませんでした。
今回ホンダに行った時点でフリードは色違いで数台注文されているとのことで、それらと私たちの希望がマッチしたために「通常以上の値引き額を提示できている」という説明でした。
先行で注文することによるディーラーのメリットは不明ですが、もしかしたら3月の決算期ということでメーカーからの上乗せの見返りがあったのかもしれません。
ちなみに購入側としては金額以外にも短納期というメリットもあります。
今回の場合は、通常1.5ヵ月かかるところ3週間とで納車できるとのことでした。
これは希望の車両と一致して購入タイミングさえ合えばお得な仕組みです。
この話を聞いた時、私たちの希望グレード、希望カラーとして先行注文されているのは1台。。。
頑張った値引きができるのはこれだけと言われると焦らないわけがありません。
車両自体に問題無し?
オーダーを待たずに先行で注文した車両ということですが、車両自体に何か訳有りの要素があるのでは?と気になります。
心配だったのは売れ残り(他のお客さんのキャンセル車両)を回されるのではないかという点です。
ただ、どうやら「在庫として抱えてしまった車両」という訳ではなく、後日完成して工場に運ばれる車両なので心配はないとのこと。
新車と変わりはなく、ディーラーが先行で注文を入れていた車両というだけとのことでした。
この話が本当かどうかは別として(信じるしかありませんが。。。)、もしこのような車両だと言われたら念のため「在庫品なのかどうか」ということを確かめた方がいいかもしれませんね。
商談を振り返る
今回の商談を振り返ってみます。何と言っても失敗だらけ。。。
30万円という値引き額は非常に魅力ですが、あとから落ち着いて考えてみると条件さえ合えば他のお客さんにも同様の価格を提示するということです。
ということは値引き30万円からが価格交渉のスタート。
しかしこちらから上手く値引きを交渉することができず、営業マンに主導権を握られたまま、、、
結局は購入してしまいました。
まぁ、いつかは買うつもりの車でしたし希望の値引額を大幅に超えていたので不満はありませんが、三つの反省点を挙げてみます。
こちらの情報を出し過ぎた
交渉に入る前段階で既にフリードの購入意思があること、さらにできれば早く買ってしまいたいということを伝えていました。
あまりにもこちらの状況を伝え過ぎていたように思います。
営業マンから見れば「少し押せば契約する」と考えたでしょうね。
そして大胆な値引きと数台限定という情報を出して、「今買わないと損」とうまく伝えてきたのではないかなと。
こちらはそれに乗せられたということになりますが。。。
最初の値引き額に満足してしまった
もともと予測していた値引額が20万円ほどで、提示された額はこれを大きく超えたため安堵しあまり得意でない交渉はおのずと放棄していました。
多少の値引きは探ってみましたが、結局こちらが引く形に。。。
ほぼ即決状態だったのでもっと強く値引きを要求してもよかったのかもしれません。
次回への教訓ですが、合計値引き額の最低ラインと、最初に提示された額から上乗せさせる値引き額の2つの目標として決めておき交渉に臨んではどうかと考えました。
事前準備が足りなかった
値引きを求めるならライバル車の存在をチラつかせるのは必須ですね。フリードの場合はトヨタのシエンタでしょうか。 トヨタディーラーを一度回って見積もりをもらってからホンダディーラーに行くくらいの準備があってもよかったのかもしれません。
また、オプション値引きを要求するにあたって、「必須ではないがあると良い」というオプションを数万円の金額で2,3個ピックアップしておけば良かったです。実際には「どれ欲しいです?」と聞かれその場で考え込んでしまって失敗しました。
結果として、オプション値引きを引き出せず最初の値引きそのままの状態で契約することになりました。
まとめ
ホンダディーラーで提示された値引額を紹介しました。
相場としては15万円から20万円のようですが、今回いきなり提示された額が30万円。
そしてこの大きな額である理由は「先行注文の車両」とのことでした。
値引き額も大きめ、納期も半分と購入側のメリットは大きいです。
台数限定ということでこちらとしては焦っていた部分もありますが、結果としては満足ですね。
今回の場合はたまたまフリードが先行注文されていたため、その恩恵を受けることができました。ディーラーに行ったタイミングも良かったのかもしれません。
値引き額自体には期待以上ですが、交渉はやはり苦手。。。この辺は経験あるのみですかね。